前回からの続きで、デジカメで撮った写真をJTrimという無料のレタッチソフトを使用しての画像編集テクニックの紹介です。
今回でいよいよ最終回です。
たぶん・・・。(^^;
私の基本的な編集手順は
- リサイズ
- 切り抜き
- 明るさ/コントラスト
- RGBの度合い
- シャープにする(必要に応じて)
- 90度回転(必要に応じて)
- 文字入れ(フォトショップで編集)
です。
前回の「明るさ/コントラスト」や「RGBの度合い」は画像編集でのとても重要な部分でしたが、今回は画像編集の最終的な仕上げ部分です。
シャープにする
「加工」メニューの「シャープにする」で画像をシャープに修正することができます。
少しピンボケ気味の写真を編集する場合、画像をシャープに修正することによって効力を発揮します。
シャープにするといっても、言い換えれば「画質の粒子を荒くする」ことです。
画質の粒子を荒くすることによりコントラストがハッキリしますので、シャープになったように見えるものです。
しかしやり過ぎると、あまりにも不自然な写真になってしまうので、私は基本的には「シャープにする」ことはしませんが、少しピンボケの写真などで、どうしても必要な場合、レベル「1」か「2」で画像を編集します。
逆にそれ以上シャープにしなければいけない画像は、使い物にならない画像として使用しないことがよくあります

編集前

編集後
上の2枚の写真の微妙な違いがわかるでしょうか?
今回はレベル「2」でシャープにしてみました。

90度回転
「イメージ」メニューの「左へ90度回転」もしくは「右へ90度回転」で画像を回転させることができます。
もちろんこれは、カメラを撮る角度(向き)によって横向き/縦向きの位置を正常な位置にするためです。
編集の最初のほうで90度回転してしまうと、「切り抜き」や「リサイズ」などの値を変更しなければならなくなるため、この操作は最後のほうにおこなうほうが、なにかと便利です。
最初は縦長の画像を横向きの状態で編集するには少し抵抗がありますが、慣れると意外と便利です。(^^;
(部分選択)モザイク
モザイクは「加工」メニューの「モザイク」でモザイクをかけることができます。
しかし、その前に「部分選択」をしなければ、画像全体にモザイクがかかってしまうため、先に部分選択をおこないます。
言葉では「部分選択」と小難しく言ってますが、やり方はとっても簡単で、マウスで画像をドラッグすれば、ドラッグした部分が選択された状態になります。
この状態がいわゆる部分選択です。
この部分選択された状態で、モザイクに限らずいろいろな編集をおこなうと、その選択された部分だけが編集の対象になり、様々な効果を演出することが出来ます。

部分選択


モザイク
文字入れ
文字入れはJTrimでも可能ですが、JTrimでの文字入れは、文字が画像ににじむような感じになり、ぼやけた文字になりがちです。
以前はこのJTrimで、文字入れを仕方なく使用していましたが、現在では、この文字入れだけはフォトショップ(Photoshop)という有料のツールを使っています。
フォトショップ(Photoshop)は、かなり有名なツールで、品質も素晴らしいのですが、なにぶん操作が難しく、私はあまり活用できていません。
しかし、フォトショップを活用できるようになると、強力な画像編集ツールになることは間違いないと思います。

JTrimでの文字入れ

Photoshopでの文字入れ
無料にこだわる私ですが、文字入れだけは有料のフォトショップを使用しています。
文字入れの品質がフォトショップ並みに出来る無料のツールがあればいいのですが・・・。
レタッチソフトでの編集のコツ
最後に、レタッチソフトでの編集のコツとして、「やり過ぎないこと」です。
基本はデジカメで撮った画像を、本来の見た目に近付け、「自然な感じにすること」だと思います。
まぁ、プロの人から見れば、私なんか「やりすぎ」だと言われるかもしれませんが・・・。(^^;
そして、ちょっとした工夫と手間が、写真の出来を大きく左右するのではないかと思っています。
私もそれほど画像編集のテクニックがある訳ではありませんが、少しでも写真を見てくれる人に、良い写真を見せたいという気持ちで画像を編集しています。
その気持ちが私の原動力になっているのかもしれませんね。
な~んて、自分で書いていてちょっと恥ずかしくなりました。(^^;
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