前回からの続きで、デジカメで撮った写真をJTrimという無料のレタッチソフトを使用しての画像編集テクニックの紹介です。
前回までの「リサイズ」や「切り抜き」は基礎テクニックの常識という感じでしたが、今回はいよいよ画像編集の核心部分に迫っていきたいと思います。
まぁ、そんなに意気込むほどのことではありませんが、それでも写真の出来を左右する重要なところには違いないと思っています。
私の基本的な編集手順は
- リサイズ
- 切り抜き
- 明るさ/コントラスト
- RGBの度合い
- シャープにする(必要に応じて)
- 90度回転(必要に応じて)
- 文字入れ(フォトショップで編集)
です。
明るさ/コントラスト
「カラー」メニューの「明るさ/コントラスト」で画像の明るさやコントラストを修正することができます。
「明るさ」は、字の通り画像の明るさを設定します。
テクニックとして、明るくする場合、明るいところが(なるべく)真っ白にならないように注意して、逆に暗くする場合は、暗いところが真っ黒にならないように注意して明るさを調整します。
とは言っても、明るい写真は見ているほうも明るい気持ちになりますので、ブログに載せる写真の場合、明るいところが白くなっても、明るい写真のほうが良いと思っています。
「コントラスト」とは明るいところと、暗いところの対比です。
コントラストが低いと、明暗の差が小さくなりヌボーッとした写真になます。
逆にコントラストが高過ぎると不自然な画像になります。
私の場合、最初に「明るさ」で好みの明るさに調整して、「コントラスト」を若干高めることが多いです。
編集前
編集後
今回の「明るさ/コントラスト」の編集では元々の画像が比較的明るかったので「明るさ:5」「コントラスト:3」にしましたが、毎回設定値はピンキリで、毎回画像を見ながら感覚で決めています。
しかし、コントラストをマイナス値にすることはめったにありません。
RGBの度合い
「カラー」メニューの「RGBの度合い」でRGBの度合いを修正することができます。
RGBとは、Red(赤)/Green(緑)/Blue(青)という光の3原色(だったかな?)のことです。
テクニックとして、Red(赤)を強めると、暖かそうな写真になったり、食べ物が美味しく見えたりします。
逆にBlue(青)を強めると、冷たそうな写真になったりします。
私の場合、Red(赤)をプラスして、Blue(青)をマイナスにすることがほとんどです。
そして、Green(緑)は、あまり変更しないことが多いです。(変更しても赤や青の変更に比べてごく僅かです)
編集前
編集後
今回の「RGBの度合い」の編集では、「赤:12」「緑:-2」「青:-6」にしました。
編集前の画像は青味がかっていますが、ほんの少し緑がかっているようにも感じたので、緑も少しマイナスにしました。
特に、この「RGBの度合い」によって写真の印象が大きく変わってくる重要なポイントです。
やり過ぎずに、自分のイメージした写真にどれだけ近付けることが出来るかが、この「RGBの度合い」だと言っても過言ではないと思っています。
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